旅に魅せられて

旅をした一コマを文章と写真で紹介します。

パスティッチェリアに行こう!:ヴェネツィア、イタリア

パスティッチェリアとは


パスティッチェリアは、イタリア語でお菓子屋の意味。ちなみに、我々日本人に馴染みのあるパティスリーは、フランス語でお菓子屋だ。

両言語共にラテン語を起源にもつが、もともとはパスタ(Pasta)からの派生らしい。パスタは、スパゲッティなどのイタリア料理の主食パスタと共に、広義においては、お菓子類も含まれるそうだ。これは、小麦粉、バター、ショートニング、卵やベーキングパウダーなどを練り上げた生地をいう。
よくよく考えると、お菓子の生地とパスタは穀粉から作られているので、似た者どうしかなと納得する。

英語だと、ペーストリー(Pastry), フランス語だとパティスリー (pâtisserie)で、イタリア語だと、パスティッチェリアになる。

ヴェネツィアパスティッチェリア

さて、今回はヴェネツィアパスティッチェリアを紹介する。その起源は古く、12世紀には既にあったそうだ。
ヴェネツィアは共和国時代から、海を舞台にして繁栄してきた。そこで、海に出ても保存がきく焼き菓子類は、古くからの伝統として今に伝える。
 

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ヴェネツィアを歩いていると見かけるパスティッチェリア(写真上)

 

ヴェネツィアで代表的な焼き菓子の紹介

 

フリッテッレ (Frittelle) 

カーニバルの時期に食べられるお菓子で、揚げドーナツのようなものだ。個人的に好きなのは、チョコレートやイタリアで人気のヌテラが入ったものがある。
フリッテッレの代表的なものに、
ヴェネツィアーナ(veneziana)干しぶどうとイタリア人が大好きな松の実を生地に練りこんだもの。
クレーマ(crema):クリーム入り
ザバイヨーネ(zabaione)リキュール入りのザバイヨーネクリーム入り
などがある。
 

ザエッティ (Zaeti)

黄色いビスケット・クッキーの一種。トウモロコシ粉が入ってるため、黄色い。
 

ブッソライ (Bussolai) 

小麦粉、バター、卵から出来ている素朴な感じの焼き菓子で、ヴェネツィア本島の東にあるブラーノ島発祥のもの。
 

バイコリ (Baicoli)

ヴェネツィアを代表的な焼き菓子で、ラスクのような食感が特徴。素朴な味だが、そのまま食べてもよいし、ジャムやヌテラを塗ってもよし。個人的には、朝食でコーヒーに浸して食べるのもオススメだ。
これも海運国家だったヴェネツィアの伝統からくるお菓子で、保存にも優れていたため、航海の共に重宝されただろう。
 
写真下の方に写っているが、コルッシ社から発売している可愛らしい箱入りのバイコリは、お土産にもオススメ。
 

 

ヴェネツィア 増補改訂版 (地球の歩き方GEM STONE)

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A11 地球の歩き方 ミラノ ヴェネツィアと湖水地方 2019~2020

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Photo and Writing by Hasegawa, Koichi