旅に魅せられて

旅をした一コマを文章と写真で紹介します。

美しき柱廊の街を旅する: ボローニャ、イタリア

 

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ボローニャのポルティコを歩く(写真上)

私の好きな画家の一人にジョルジョ・モランディ(1890-19) がいる。彼は、生涯ボローニャ静物画の制作に没頭した20世紀を代表するアーティストの一人だ。

 
その彼の美術館やアトリエは、ボローニャにある。彼はこの街から生涯離れなかった。前衛でもあり、古典も内包する彼の作品から、彼が生涯住んだボローニャがどんな街なのか。そんな興味を持ちながら、フィレンツェから電車に乗った。

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まずはマッジョーレ広場を目指す(写真上)
ボローニャといえば、ヨーロッパ最古のボローニャ大学や、美術史的にはバロックを代表する一人アンニーバレ・カラッチ (1560-1609) などを連想する。

 

そして、もちろん美食の街としても有名だ。
日本でもスパゲッティ・ボロネーゼは、どんなレストランにでもあるだろう。トマトペーストをベースに挽肉、香味野菜、ワイン、ブイヨンなどで作られるソース、いわゆるミートソースだ。イタリアでは、スパゲッティよりタリアテッレというパスタであえるのが一般的。

 

ボローニャの街は、中世の佇まいを色濃く残しているとても優雅で美しい街。赤煉瓦やクリーム色がこの街の色だろう。

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ボローニャの街並 (写真上) イタリアの街にはそれぞれ色があって面白い。
何よりも特徴は、街中に張り巡らせたポルティコだ。列柱廊とでも言おうか、今風だとアーケードとも言うだろう。旧市街だけでも全長38キロにもなる。
昼は強い日光から日陰をつくる役割を持ち、また、どこに行くにも雨風をしのげてとても便利だ。

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街中にはたくさんのポルティコが (写真上) 夜歩くのも雰囲気がある。
そして夜は電灯やランプ、店から溢れる光がなんとも美しい幻想空間を作る。
 
ボローニャで美食を楽しんだ夜は、ポルティコの作り出す幻想的な時間を楽しみながら歩くのも、きっといい思い出になるだろう。

Photo and Writing by Hasegawa, Koichi

 

Giorgio Morandi: Late Paintings

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ジョルジョ・モランディ

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A09 地球の歩き方 イタリア 2019~2020

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Lonely Planet Italy (Lonely Planet Travel Guide)

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