旅に魅せられて

旅をした一コマを文章と写真で紹介します。

モン・サン=ミッシェルへの道:ノルマンディー、フランス

友人の車でパリからモン・サン=ミッシェルを目指した。
約4時間半のドライブの末にノルマンディーらしい景観が広がってきた。

そして、ついに見えた!モン・サン=ミッシェルだ。
長い距離を走破して、ようやく見えるこの景観は、息を飲む美しさだ。私と友人たちは車を降りてしばしその景色に見入る。
 

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遠くにモン・サン=ミッシェルが見える(写真上)
 
自然の島の上に人間が作った建築物。それは、自然と人間文化が融合した奇跡的な景観だ。
この景色は、
巡礼者にも、そして宗教が異なる我々外国人にも、同じように心を動かす力がある。
人は古来よりこの島に自然を超える何かを感じていたのだろう。
古くは原住民であったケルト人が、信仰の対象とした島だ。
そして中世。8世紀、オベール司教が大天使ミカエルのお告げを受け、礼拝堂を建立した。
10世紀にはノルマンディー公リシャール一世が修道院をこの島に建て、その後13世紀頃には現在の姿になったそうだ。

 

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モン・サン=ミッシェルが迫ってくる。(写真上)
数世紀を経て拡張されたため、建築様式も時代によって異なる。よって、島を訪れると、ノルマン様式、ロマネスク様式、そしてゴシック様式と変遷が見ることが出来る。さながら建築博物館のようだ。

いや、建築様式を楽しむのは、島に到着してからにしよう。島全体を見渡せるここからの景色は、自然と調和した人間文化の粋を見渡す事が出来るのだから。

Photo and Writing by Hasegawa, Koichi