旅に魅せられて

旅をした一コマを文章と写真で紹介します。

夜のリヴァーサイドを歩く: ロンドン・タワー・ブリッジ、イギリス

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夜のロンドンのリヴァーサイド。テムズ川の水の音や街の音、人が歩く音を聞きながら川沿いを歩く。そしてライトアップされたタワーブリッジロマンチックなロンドンの夜だ。
 
川沿いをタワーブリッジを目指して歩いてみよう。この橋は世界一有名な橋の一つに数えられ、映画にもよく登場する。
近年ではトム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル ローグネイション』でロケ地として登場。ロケ地巡りとして行くのも、映画ファンには楽しい時間になるはず。

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ライトアップされたタワーブリッジ(写真上)

 

特徴と歴史

 

1894年に建築家サー・ホーレス・ジョーンズのデザインにより完成した橋の長さは244m。
そして、お城の塔のような特徴的な二つのブリッジタワーの高さは65m。
 
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2つの塔はガラス張りの遊歩道で固定され、観光客に人気のスポットになっている。

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タワーブリッジを渡ってみる(写真上)
橋が完成したのは、大英帝国絶頂期であるヴィクトリア女王が統治していた時期 (1837年-1901年) 。
 
設置された地域は、イーストエンドと呼ばれ、貧困、犯罪、人口過密などで荒廃としていた。
では、何故その場所に立派な橋を作ったのであろう。
それはイーストエンド地域の開発プロジェクトと商業活性化のためと言われている。
離れた場所にはロンドン橋があったが、テムズ川下流にも橋が出来たので、さぞ便利だったことであろう。インフラの整備も経済の流通を加速させるためには必要だ。

また、跳ね橋式のデザインになった理由は、大型船の往来のため。タワーブリッジ近くにはロンドン港があり、ロンドン橋とロンドン塔間はプール・オブ・ロンドンと呼ばれる大型船が沢山帰港している地域だった。よって、固定式の従来の橋では船の航行に支障をきたすため、開閉式にデザインされた。


19世紀後半のイギリス

跳ね橋の動力源は、大英帝国の威厳を示すかのごとく当時最先端の技術が導入された。蒸気エンジン、水圧モーター、歯車などを使ったものだった。

建造された時代は産業革命の恩恵もあり様々な分野で国力も文化力も上がる。代表として
まさに英国が世界のあらゆるシーンをリードしていた時代、タワーブリッジもまた大英帝国の威厳を示した象徴的なものとして登場した。
 
そんな歴史を感じながらロンドンの夜を歩いてみる。煌びやかな街の光が水面に映りそれもまた美しい。
 
Photo and Writing by Hasegawa, Koichi