旅に魅せられて

旅をした一コマを文章と写真で紹介します。

シェイクスピアの街を歩く:ストラトフォード=アポン=エイヴォン、イギリス

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ストラトフォード=アポン=エイヴォン駅

外国の地方の町に行くと、その国の生の雰囲気をより強く感じる。イギリスを旅したら、是非地方にも足をのばしたい。そして、できれば一泊して、夜の散歩も楽しみたい。

ところで、ハリーポッターの映画の中で、ハリーとハーマイオニーが雪が舞うクリスマスの夜に小さな町を歩くシーンがある。短いシーンだが、2人がイギリスの古い建物が建ち並ぶ町を少し歩く。夜の家路につく人達の声が聞こえてきたり、夜の町の雰囲気がとてもいい。イギリスの町の雰囲気がとても出ているシーンだ。

出来ればクリスマスの時期、少し雪が舞っている古い小さな町を夜歩くことが風情があるのだが、個人でそうした町に行くのはなかなか難しい。

そこで、有名観光地で古い街並みが残る古く小さな町、ストラトフォード=アポン=エイヴォンだ。ロンドンから電車で約2時間。日帰りも出来るが、できれば宿泊して夜の雰囲気も体験したい。

 

この街の建築を楽しむ

アルプス以北の北方ヨーロッパでよく見られる建築様式に、ハーフティンバー様式が挙げられる。これは柱、梁や筋交いがむき出しになった木造建築で、イギリスの古い建築にもよく見られる。

この町は、このハーフティンバー様式の建物が残る街だ。小さい街だが、古い街並みの中を散策していると、英国の中世を感じて旅行気分も自然と盛り上がる。
また、英国ならでは庭園も見て歩きたい。

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英国風の家と庭を楽しむ(写真上)
 
 

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街中にはハーフティンバー様式の建物が(写真上)

この街を有名にしているのが、ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)。彼の生家もハーフティンバー様式で、19世紀に復元された生家が今も管理され公開されている。

この街はシェイクスピアの舞台を楽しむのにももってこいだ。ロイヤル・シェイクスピア・シアターでは、ここを拠点にするロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが公演をしている。
特徴として、シェイクスピアの時代当時の伝統的な舞台空間を体験できる。演者と観客席が近いのが一体感を生むのだ。シェイクスピアの戯曲は、色々な都市や国で上演されているが、彼の生誕の地で体験するのはきっといい思い出になるはず。

シェイクスピアを楽しんだら、パブでエールを一杯と行きたいところ。エールはイギリスでおなじみのビールで、常温で提供される。各地方にも地エールも沢山あるため、行く先々で楽しむのもいいだろう。

この街のハイストリートにあるギャリック・イン(The Garrik Inn)も個性的なハーフティンバー様式の建物で、中はパブになっている。この街最古のパブだ。エールを一杯やりながら、フェッシュ・アンド・チップスをつまむのもイギリス風。シェイクスピアも当時の仲間たちとエールを飲んでいたのかもしれないと想像するだけで、楽しくなってくる。
 

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ギャリック・イン(The Garrik Inn)も個性的だ(写真上)

ロンドンはもちろんエキサイティングな街だが、地方に行くとよりイギリスらしい風景、歴史文化に触れられる。ストラトフォード=アポン=エイヴォンは、ロンドンからも行ける距離にあるため、イギリスを旅したら訪れたい町のひとつとしてオススメだ。

Photo and Writing by Hasegawa, Koichi